確かその同じ先生の授業で、小学校5年生の時に「地球はみんなのものである」について考えたことも思い出した。これは論理ゲームのようなもので、どの時点の言明が間違っているのかを当てるクイズとして出題された。
それは「地球はみんなのものである」から始まり、最終的には「あなたのものはわたしのものである」に落ち着くという展開だったと思う。
この時「正解」だったのは、一番最初の言明が間違っているということだった。つまり、「地球はみんなのものである」が間違いだったのである。「地球は誰のものでもない」のだ!このとき非常に驚いた記憶がある(だから、今でも覚えているのだろう)。
今思えば、これは「所有」という概念について考えていたのだなぁ。深いなぁ。
2010年10月27日水曜日
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この「正解」にはもちろん異論があるでしょう。でも、地球資源の争奪戦や領土問題を考えると、本当はそれらは人間が所有できるようなものではなく、ちょっとの間だけ借りているもの、かってに境界をつくって使っているものなのだという認識でいた方がいいのではないだろうか。
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