2012年4月19日木曜日

Study Skills 関連文献

研究を始めるにあたってのガイドブック。エッセイや論文を書くことが中心テーマ。連合王国(イギリス)の学士課程及び修士課程の学生向けの本。

・Levin, P. (2004). Write Great Essays!: A Guide to Reading and Essay Writing for Undergraduates and Taught Postgraduates. Maidenhead: Open University Press.
(余談:授業履修が中心となる課程を 'Taught course' というらしい。この本はこの課程にいる院生向けということか。)

・Levin, P. (2005). Excellent Dissertations! Maidenhead: Open University Press.

どちらの本も、どうやらすでに第2版が出ている様子。でもあまり大きな変化はない様子。

論文を短期間で仕上げる!となれば、研究室文化の中でじっくりもまれながら(回り道を繰り返しながら)成長する…という訳にはいかないのだろう。日本の大学院の良さを感じつつも、このようなテキストが数多く存在することをうらやましく思いつつ。

続々・「学術スキル」なるもの(2011年1月14日)

2012年4月18日水曜日

岡本智周「社会学的研究の成り立ちについて」

岡本智周「社会学的研究の成り立ちについて」『ヒューマン・ケア科学への招待』 pp.26-27.

総合科目「ヒューマン・ケア科学への招待」の紹介文。自分の分野についても、このくらいズバッと説明できるようになりたい…!

研究室概要「社会学的研究の成り立ちについて」

2012年4月17日火曜日

4月16日(月)―4月22日(日)

■ 非常勤の授業準備
■ 留学生の授業準備
■ 学会発表要旨執筆(関連資料の確認)
■ 研究費の書類作成

池田輝政他『成長するティップス先生』

池田輝政、戸田山和久、近田政博、中井俊樹『成長するティップス先生: 授業デザインのための秘訣集』玉川大学出版部、2001年.

今年度の授業を受け持つにあたって、以前購入したこの本を最初から読み返す。非常に参考になりました。

メモ:
・学生に問題意識をもたせ、自分で学習するための手がかりを与えるような授業(p.84)
・授業時間が90分とすると、全体を20分、60分、10分に配分し、それぞれのパートの構成を練る(p.85)
《導入》今回の主題はなにか、なぜそれが必要なのか、それを学ぶことでなにが習得できるかを最初に明らかにしておく(p.85)/主題にかかわりをもつ問いや、具体例からスタートする(p.86)
《展開》仮説を設定・検証したり、「なぜ○○は△△△なのか」という問いを立て、クラス全員でその理由を探る謎解き型(問題解決型)の展開(p.88)
・質問や発言をするということは授業に参加し、それゆえに授業に貢献することなのだという意識を学生にもたせる(p.103)