そういえば、小学校5年生のとき先生にほめられたことがあった。その理由は「わからないところが、わかった」からである。具体的な授業内容は覚えていないが、ほめられてなんだか気恥しかったのを覚えている。
学校ではしばしば「わかった!」のかどうか、という最終結果が求められる。「わからないところが、わかった!」はそのひとつ前のプロセスである。しかし、その前段階に至ったところで先生がほめてくれたのである。確か「わからないところがわかったひとは、わかるに一歩近づいたんだよ」という趣旨のことを聞いた気がする。
今考えると、この「わからないところが、わかった!」は、漠然とした疑問を具体的な「問い」へと組み替えるための重要な作業なのではないかと思う。先生はそのことを知っていたのかもしれない。
Y先生、元気かなぁ~。
2010年10月27日水曜日
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