2011年2月4日金曜日

るんみ「近くて遠い学校」

市民がつくるTVF2011」で<ビデオ大賞>を受賞した、朝鮮学校についての作品。

「近くて遠い学校」るんみさん(26歳・東京都)
http://tvf2010.org/nominate/s16.html


以下、鈴木寛文部科学副大臣記者会見録(平成23年1月27日)より抜粋

記者)
…先週月曜日に朝鮮学校側から無償化の手続きの再開を求めて異議申立てがありましたが、これから一週間たって、これについての副大臣のお考えと、これからの見通しをお願いします。

副大臣)
…学校法人東京朝鮮高級学園から文部科学省に対して、高校無償化適用に関する異議申立書の提出があったということは事実でございます。…(中略)…ただ、御案内のようにですね、今いったん停止をしておりますのは総理指示ということでございますから、基本的には総理の側から何らかの御指示があるまでは、私どもだけで何かアクションを起こすということにはなりませんので、官邸の方でも総合的にいろいろと情勢を見極めていただいていると思いますが、指示があれば適切に対応できるようにして参りたいと思っております。

以下、髙木義明文部科学大臣記者会見録(平成23年1月28日)より抜粋

記者)
閣議・閣僚懇で朝鮮学校の件は出ましたでしょうか。

大臣)
いや、今日は出ておりません。

記者)
朝鮮学校の件で、大阪府が来年度の補助金の計上を見送ったと、それは朝鮮学校との関係が一つの理由になっているんですけれども、大臣、このことについてはどのようにお考えですか。

大臣)
これは、一部報道でございまして、私たちとしては事実確認しておりません。しかしこれは、大阪府の判断だと思っております。私としては特に、文部科学省としてはコメントする立場にはありません。

記者)
特にこれが今後の再開に向けた手続きに影響を与えるという可能性は。

大臣)
それはないと思います。

記者)
東京朝鮮学校の学校法人からの異議申立てへの対応の今の状況を教えてください。

大臣)
これは、返答期日が、2月6日ということになっておりますので、それまでに何らかの対応を考えなきゃならんと思います。

記者)
具体的にはまだ。

大臣)
はい、具体的には特に。

記者)
ありがとうございました。

コメント:
・政府の動きは止まっています。

参考URL:
日本弁護士連合会「高校無償化法案の対象学校に関する会長声明」(2010年3月5日)
piccolo BLOG「朝鮮学校無償化停止について」(2010年11月28日)
金明秀「日系アメリカ人の強制収容所問題と朝鮮学校の無償化除外問題の相似について」(2011年1月27日)

[2/5-参考URLを追加]

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