アイリス・M・ヤング「政治体と集団の差異―普遍的シティズンシップの理念に対する批判―」(施光恒訳)『思想』No.867(1996年9月)、pp.97-128.
※初出:Iris Marion Young, "polity and Group Difference: A Critique of the Ideal of Universal Citizenship", Ethics, Vol. 99, No.2(January 1989), pp.250-274.
※訳稿は次の編著に収録された論文に基づく:Ronald Beiner, ed., Theorising Citizenship, Albarny: State University of New York Press, 1995, pp.175-207.
構成:
1 一般性としてのシティズンシップ(排除を生み出す普遍的シティズンシップの理念/「普遍性」、「一般性」という神話/)
2 集団代表権としての差異化されたシティズンシップ(民主主義のパラドックス/集団、集合体、結社/抑圧の概念/集団代表制の機構/異質性を帯びた公衆/集団代表制の実践)
3 普遍的権利と特別な権利(法規や政策の普遍的定式化に対する批判/特別な処遇を要求する事例/差異に配慮する具体的政策/特別な権利の意義)
感想:
ようやく読むことができた…といっても時間がなかったから読めなかったというわけではなく、わたしの読解力の問題。5年前に読もうとしたときには、ちんぷんかんぷんだった…途中で挫折。1年前には一通り読むことはできたが、十分に著者の主張を理解することができなかったように思う(文献にメモがなかったため)。恥ずかしながら、ようやくおおまかな論理展開を把握できるようになった。今後も繰り返し読み込む必要がある文献。
2010年9月16日木曜日
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