2011年8月8日月曜日

デューイ『民主主義と教育』

デューイ「第26章 道徳の理論」『民主主義と教育(下)』(松野安男訳)岩波書店(岩波文庫)、1975年(原著:1916年).

・知識のとらえ方
「知識という語の正しい意味について議論することは必要ではないのである。教育のためには、ある一つの名称の下にあるいろいろな性質に着目すること、行為に重要な点で影響を与えるものは経験の急迫を通して直接に得られた知識であることを本当に理解すれば足りるのである。」(p.239)

・知識と道徳
「目標をもち、他の人々との協働を伴う作業において学習され使用されるものは、意識的に道徳的知識と見なされようと見なされまいと、道徳的知識なのである。というのは、それは、社会的関心を確立し、その関心を実効あるものとするのに必要な知性を授けるからである。」(p.240)

・方法が重要
「単なる学校の諸学科としては、それらの修得はただ専門的価値を有するにすぎない。それらの社会的意義が実感されるような情況の下で修得されるならば、それらは、道徳的関心を育て、道徳的見識を発達させる。」(p.240)

・知的態度の倫理的価値
「道徳的特徴を、権威ある掟に外面的に服従することと同一視する習慣は、われわれにこれらの知的態度の倫理的価値を無視させることになるであろう。」(p.241)

コメント:
論点をどこにもってくるのか。問いのずらし方を参照しつつ、引き続き検討。

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