植村邦彦『市民社会とは何か――基本概念の系譜』(平凡社新書)平凡社、2010年.
構成(pp.7-124.):
序章 「市民社会」とは何か/第1章 「国家共同体」としての「市民社会」――アリストテレスからロックまで/第2章 「市民社会」と「文明社会」――ルソー・ファーガスン・スミス/第3章 「市民社会」概念の転換――ガルヴェ訳『国富論』とヘーゲル
コメント:
・「市民社会」という概念の系譜を丹念にたどった書。この概念にまつわる諸々の用法を整理する上で、非常に参考になる。
<本書の中で引用・検討されている文献(第1章~第3章)>
1252年~『命題集注解』アクィナス
1260年~『政治学』アリストテレス(ラテン語/メルベケ訳)
1265年~『神学大全』アクィナス
1268年~『アリストテレス政治学注解』アクィナス
1483年 『政治学』アリストテレス(ラテン語/ブルーニ訳)
1559年 『神学綱要』メランヒトン
1568年 『政治学』アリストテレス(フランス語/ロア訳)
1593年~『教会統治法』フッカー
1598年 『政治学』アリストテレス(フランス語→英語/訳者不詳)
1599年 『ヴェネツィアの為政者と共和国について』コンタリーニ(英語/ルークナー訳)
1640年 『法の原理』ホッブス
1642年 『市民論』ホッブス(ラテン語)
1651年 『リヴァイアサン』ホッブス
1690年 『統治二論』ロック
1748年 『法の精神』モンテスキュー
1755年 『人間不平等起源論』ルソー
1762年 『社会契約論』ルソー
1767年 『市民社会史論』ファーガスン
1776年 『国富論』スミス
1776年~『国富論』スミス(ドイツ語/シラー訳)
1791年 『国富論』スミス(英語/バーゼル版)
1794年~『国富論』スミス(ドイツ語/ガルヴェ訳)
1820年 『法の哲学』ヘーゲル
2011年1月17日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)

0 件のコメント:
コメントを投稿