2011年10月10日月曜日

「大学院生学際研究フォーラム2011」

本日、学祭で行われた学術企画「大学院生学際研究フォーラム2011」(院生プレゼンバトル)に参加してきました。この企画の趣旨は「異分野の方にも分かりやすく自分の研究テーマを伝える」というものです。

今回は6名の院生の方の発表を聞きましたが、どのプレゼンテーションも迫力があって素晴らしいものでした(発表15分、質疑5分)。

とりわけ最優秀賞に輝いた方のプレゼンはまるで舞台での演技をみているようで、完全にその世界に引き込まれました。声の出し方、間のとり方、スライドの構成、そして何よりもメッセージがひとつに絞られていたのが印象的でした。(「スティーブ・ジョブズのようだった」というコメントもありました。)欲をいえば、研究内容に関してもう少し丁寧な解説があってもよかったかなと思います。

以下は何点か気づいた点のメモ。

●プレゼンのスキルと研究の内容のバランス
・どちらもバランスよく配合するのは至難の業…。今回の発表は「プレゼン>研究」と「プレゼン<研究」の2タイプに分かれるような気がしました。今回評価されたのは、どちらかというと「プレゼン>研究」タイプの発表でした。研究のオリジナリティーを短時間でアピールするのは難しいですね…。

●研究分野自体のおもしろさ
・自分の研究を発表するにあたって、導入部分で自分の研究が属すると思われる研究分野の特色を説明するのは効果的だと思いました。今回の評価の観点には入っていませんでしたが、この視点を入れたプレゼンは評価が高かったように思います。研究の位置づけが分かりやすくなるので、全体の理解度が増します。その分野がどのような知見を集積しているのか…いわゆる先行研究のレビューにあたるのかもしれませんね。

●人文科学・社会科学研究の少なさ
・今回は情報工学などの研究が多く、いわゆる文系の発表は少なかったです。プレゼンを聞きながら、自分の研究を15分でプレゼンしてほしいと言われたらどうするだろう、とずっと考えていました。そうすると、やはりなかなか難しいのですね…。通常は、専門家以外の聞き手を意識せず研究しているということになりますね。

●学祭でアピールすることの意味
・当初、なぜわざわざ学祭で研究企画をやるのか、疑問に思う節がありました。それよりも普段からできるような交流の方が重要ではないかと思っていました。しかし今回参加させてもらって、高校生や他大学から来た方のコメントを拝聴して「外からの目」というものを意識する必要があると感じました。もちろん、外見ばかり意識しすぎて中身がないというのは問題ですが…。大学内だけではなく、また専門家集団ではない人々と研究に関する知見を交換することの重要性を感じました。この点については、後々もう少しうまく説明したいです。

3 件のコメント:

  1. 「大学院生学際研究フォーラム2011」の運営に携わっておりました、つくば院生ネットワークの上道と申します。
    当日は、長い時間にわたり、フォーラムご参加いただきありがとうございました。

    また、このようにblogにも書いていただき、とても嬉しく思います。
    差支え無ければ、このblog記事をつくば院生ネットワークのメンバーに紹介してもよろしいでしょうか?

    どうぞよろしくお願いします。

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  2. コメントありがとうございます。当日は運営お疲れさまでした。この記事については、共有していただいて差し支えありません(^^

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  3. ありがとうございます!

    先週は、運営・発表者・当日来場者(学生)を交えて反省会を行い、来年の院生プレゼンバトルに向けて、動き始めています。
    今年初めての企画でしたが、たくさんの来場者の方に来ていただき、運営としても、とても感動したので、来年はもっと楽しい企画になるように工夫していきたいと思います。

    blog記事を共有し、来年に活かしたいと思います。
    当日は審査員を引き受けて下さり、ありがとうございました。
    ぜひ、来年もお時間があればいらしてください(^^)

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