2015年9月22日火曜日

「研究する」ときの立ち位置

以下、O先生の最近のコメント。

とりあえず、社会学の「言ったモン勝ち」「こんなこと考えている俺ってかっこいいだろ」の側面や、教育学の「こうあるべきだ」「エビデンスに基づいた政策的インプリケーションですよ」の側面には、もうあんまりお付き合いできないところで、お仕事していくことになるのかなと思います。

このコメント、気になったのでちょっと考えてみる。先生は何から距離を置こうとしているのか。
とくに気になったのは、最後に挙げられている側面。これは教育(政策)にかかわる研究において、常に強調されていること。「エビデンス・ベース(根拠に基づく)」というもの。なぜ、ここからも距離を置こうとするのだろう。

前者の態度には「研究<自分」、後者の態度には「事実<規範」という共通点がみいだせるように思う。両者の態度は、現実に生じていることを描写するという作業を行うとき、その描写をゆがめる要因になりうるのではないか。つまり、自分のみたいようにものをみてしまったり、こうあったらいいなという理想を優先させてしまう。

自分をどこに置くのか、現実をどうみるのか。

追記:
先日、J-waveに出ていた小曽根真さんが音楽と自分の位置についてお話しされていたのを聞いて、研究と似てるところあるな~と思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿